自撮り棒・三脚の選び方|携帯性と高さで比べるおすすめ3製品

自撮り棒・三脚の選び方|携帯性と高さで比べるおすすめ3製品

三脚付きの自撮り棒は、持ち運ぶ小ささを優先するか、置いて撮るときの高さを優先するかで候補が変わります。

今回紹介する3製品なら、小型のエレコム「P-STSR02BK」、高く伸ばせるマグネット式の「P-STSRM01150BK」、スマホとカメラの両方を取り付けられるベルボン「Coleman セルフィーマルチスタンド MAX」という使い分けです。

ただし、スマホを固定できることと、リモコンで撮影できることは別の条件。長さや重さだけで決めず、装着するスマホと使いたい撮影方法まで照らし合わせて選びましょう。

この記事のポイント
  • 三脚時の高さと自撮り棒の長さの違い
  • スマホの寸法と固定方法の適合条件
  • 用途で使い分ける3製品の比較
  • 機種別のリモコン接続と使用上の注意
目次

三脚付き自撮り棒の選び方|高さ・スマホ適合・リモコン

手持ちと置き撮りの使い分けから、高さと携帯性を選ぶ

手持ちと置き撮りの使い分けから、高さと携帯性を選ぶ

手に持って自撮りをし、ときどき置いて撮影するなら、三脚と自撮り棒を切り替えられる2Wayタイプが候補です。P-STSRM01150BKはグリップ部分を開くと三脚になり、脚を収納すると自撮り棒として使えます。

ベルボンのMAXも、手持ちではグリップのリモコンを操作し、スタンド時にはリモコンを外して離れた位置から撮影できる構造です。

長さを比べるときは、「三脚としての高さ」と「自撮り棒としての長さ」を分けて見ます。同じ製品でも両者の数値は異なります。床に置いて全身撮影をしたい人は三脚時の高さを、手持ちで広い範囲を写したい人はアームの長さを判断の中心にしてください。

比較項目エレコム P-STSR02BKエレコム P-STSRM01150BKベルボン Coleman セルフィーマルチスタンド MAX
三脚・スタンド時の高さ約245~740mm約410~1710mm全高約1570mm
自撮り棒時の最大長約680mm約1560mm全高約1550mm
外形寸法・縮長外形寸法:約W45×D28×H185mm外形寸法:W約60×D約51×H約271mm縮長:約297mm
重量三脚:約175g約305g約340g
スマホの固定方法ホルダーで挟むマグネット式ホルダーで挟む
リモコンの電源CR1220CR1632USB充電式

※寸法欄は、エレコム2製品が公式仕様の外形寸法、ベルボンが収納状態の縮長です。ベルボンのスマホ対応幅には公式ページ内で表示差があるため、後述の購入条件もご覧ください。

この3製品では、軽さと小さい外形寸法を重視するならP-STSR02BK、高い位置への設置を優先するならP-STSRM01150BKが候補です。旅行用でも、バッグに入れることを優先するのか、撮影時の高さを確保したいのかで選択は分かれます。高さと携帯性を別々に比べると、自分に必要な範囲が見えてきます。

スマホは画面サイズだけでなく、挟み幅・厚さ・固定方法を照合する

ホルダーで挟む製品は、対応する画面サイズと挟み幅を併せて見ます。P-STSR02BKの仕様は4.0~6.7インチ、ホルダー挟み幅は約55~88mm。「6.7インチ対応」という表示だけで判断せず、使うスマホの幅も照合するのが購入前の確認点です。

厚さや重さにも条件がある製品があります。ベルボンのMAXは厚み10mm以内、推奨積載質量250gという仕様です。スマホとカメラの両方に使える製品でも、取り付けられる機器の範囲は無制限ではありません。対応幅については表示に食い違いがあるため、詳しくは製品紹介の節で説明します。

一方、P-STSRM01150BKはMagSafe対応iPhoneを対象とするマグネット式です。磁力で装着できない機種には付属のメタルプレートを利用できますが、ケースの材質や厚みによって対応できない場合があります。

「プレートが付くから、どのスマホとケースでも使える」とは考えず、装着方法まで含めて候補を絞りましょう。

縦撮りと横撮りを切り替えたい人は、ホルダーの向きの調整も見ておきたいところ。ベルボンのMAXは両方の向きに対応し、前後の角度も調整できます。縦横撮影に対応することと、スマホの寸法が適合することは別なので、撮影方向と装着条件の両方を満たす製品を選びます。

リモコンは対応機種・カメラアプリ・電源方式まで見る

リモコンは対応機種・カメラアプリ・電源方式まで見る

三脚から離れて撮影したいなら、取り外して使えるリモコンが役立ちます。ただし、Bluetoothを搭載したスマホなら必ず使えるわけではありません。エレコムの2製品は、一部の機種ではリモコンを使えず、端末やソフトウェアによって写真・動画を撮影できない場合があると案内しています。

動画撮影が目的の人も、リモコン付きという表示だけで決めないことが大切です。

ベルボンのMAXには、Androidで使う場合の具体的な条件があります。カメラアプリ内で「音量UPボタン」にシャッター機能を割り当てる必要があり、その割り当てができない機種ではリモコンシャッターを使えません。設定する場所はAndroid OS全体の設定ではなく、カメラアプリ内です。

電源方式にも違いがあります。P-STSR02BKはCR1220、P-STSRM01150BKはCR1632を使い、付属する電池は動作確認用。ベルボンのMAXはUSB充電式で、USB TypeA-USB Type Cの充電ケーブルが付属します。

電池を交換する方式と、充電して使う方式のどちらを管理しやすいかも選択の軸です。

3製品とも、電波の届く範囲は障害物がない場合に半径約10mという条件付きの案内です。これは、どの場所でも同じ距離から操作できるという保証ではありません。

対応するスマホ・アプリと電源方式を先に見て、通信距離は条件とセットで比較してください。

三脚付き自撮り棒のおすすめ3製品と使い方

小ささと軽さを優先するならエレコム P-STSR02BK

エレコムのスマートフォン用2way三脚(BTリモコン付)P-STSR02BKは、今回の3製品の中で軽さを重視する人向けの候補です。自撮り棒、スマホホルダー、リモコンが一体になっており、メーカーは持ち運びやすく、部品を紛失しにくい構成と説明しています。

三脚の高さは約245~740mmで調整できます。高く伸びる2製品に比べると最大高さは控えめなので、床から高い位置にスマホを置きたい用途より、携帯性を優先する用途から検討するとよいでしょう。自撮り棒としても約185~680mmで長さを調整でき、必要に応じて手持ちと置き撮りを切り替えられます。

ホルダーには落下防止のすべり止めが付いていますが、固定状態の確認は必要です。また、重いスマホでは安定しない場合があり、その際は高さを低く調整するようメーカーが案内しています。軽い本体を選ぶときも、装着するスマホとの組み合わせまで考えておきたい製品です。

高さと着脱のしやすさを重視するならエレコム P-STSRM01150BK

エレコムのスマートフォン用マグネット三脚(Bluetoothリモコン付き) P-STSRM01150BKは、広い場所や全身撮影を想定して選びたいスーパーロングタイプ。三脚時に約1710mmまで伸びる点が、この3製品の中での特徴です。

マグネットでスマホを着脱でき、撮影後に取り外して映像を確認したい用途にも向いています。MagSafe非対応機種向けのメタルプレートも付属。ただし、ケースの材質・厚みによる制限があるので、着脱の便利さと手持ちのスマホへの適合を併せて判断してください。

同じ製品ページには最大高さの異なる型番が並んでいます。ここで紹介しているのは末尾が「150BK」のモデルで、外形寸法はW約60×D約51×H約271mm、重量は約305gです。公式直販ページでも、この型番の最大地上高・外形寸法・重量は同じ表示。購入時はシリーズ名に加えて型番を合わせましょう。

スマホとカメラを使い分けるならベルボンのセルフィーマルチスタンド MAX

スマホとカメラを使い分けるならベルボンのセルフィーマルチスタンド MAX

ハクバ写真産業が展開するVelbon(ベルボン)Coleman セルフィーマルチスタンド MAXは、スマホに加え、コンパクトカメラやアクションカメラも取り付けたい人向けの候補です。ブラックの商品型番はHECVSMSMXBK。

ホルダーにカメラネジを内蔵し、上部を押し下げると取り付けネジが現れる構造です。

カメラネジはUNC1/4、推奨積載質量は250g。カメラを使う場合は、ネジの適合に加えて機器の重さも照合します。脚は折りたたむと自動でロックされ、展開時には解除ボタンを押して広げる方式。スマホホルダーと脚を本体に一体化して収納できる点も特徴です。

購入前に注意したいのが、スマホ対応幅の表示差です。公式ページの商品仕様表は「幅56~85mm」、商品説明部分は「幅56~80mm」と記載され、厚みはどちらも10mm以内の案内になっています。

幅の上限が一致していないため、特に80mmを超えるスマホを使う場合は、型番HECVSMSMXBKへの適合をメーカーへ確認してから選んでください。片方の数値だけを根拠に、装着可能とは断定できません。

リモコンの接続方法と、反応しないときの確認点

接続時の機器名やボタンの操作時間は、製品ごとに説明書を使い分けます。ここではエレコムP-STSR02シリーズの説明書に沿って、P-STSR02BKの接続方法を紹介します。他の2製品に同じ機器名・操作時間を当てはめないでください。

  1. スマホのBluetoothをONにします。
  2. リモコンのシャッターボタンを約2秒間長押しし、緑色LEDライトが点滅する状態にします。
  3. スマホに表示される「BTselfie E02」を選びます。
  4. スマホに「接続」と表示されたら接続完了です。

P-STSR02BKで接続できない場合は、スマホ側のBluetoothが接続可能な状態かを確認します。説明書では、登録情報を削除または解除して再度接続する方法や、機器を検索できない場合にスマホを再起動する方法を案内しています。電源が入らない場合は電池残量不足の可能性があり、電池交換が確認点です。

また、同機種は接続中に120秒操作がないとスリープに入り、ボタンの短押しで復帰します。10分以上操作しない場合は自動で電源がOFFになるため、再度電源をONにします。再接続ではスマホのBluetoothを先にONにし、その後リモコンの電源を入れる順番です。

接続済みなのに撮影できない場合は、前述した機種・アプリの対応条件も見直しましょう。

三脚の安定性と、設置・持ち運びで守りたい注意点

三脚の安定性と、設置・持ち運びで守りたい注意点

最大まで伸びることと、その高さでどのスマホも安定することは別です。P-STSR02BKとP-STSRM01150BKは、重いスマホを使うと安定しない場合があり、その際は高さを低く調整するようエレコムが案内しています。最大高さは選ぶための仕様として見つつ、使用時はこの条件も守ります。

P-STSR02BKの説明書では、使用環境や固定位置によってスマホの固定が緩くなる可能性を挙げています。使用前にホルダーの固定状態を見て、緩い場合は取り付け直します。挟む位置はスマホ側面の操作ボタンに干渉しない場所。すべり止めがある製品でも、この装着確認を省かないようにしましょう。

同説明書は、滑りやすい場所や階段など、足元が不安定な場所での使用にも注意を求めています。伸ばす前には周囲を確認し、伸縮時に無理な力をかけないこと。亀裂・破損・変形・劣化を見つけた場合は、ただちに使用を中止する案内です。

P-STSR02BKを持ち歩くときは短く収納し、移動する際はスマホを取り外すよう説明書に記載されています。リモコンは防水構造ではなく、液体がかからない場所で使用・保管する条件です。また、日本国内専用との注意があるため、海外旅行用の候補としては扱わず、国内での使用を前提に選んでください。

三脚付き自撮り棒の選び方まとめ

この記事のまとめです。

  • 手持ちと置き撮りを切り替えたい人は、三脚兼用の2Wayタイプが候補です。
  • 三脚時の高さと自撮り棒時の長さは異なるため、使う状態の数値で比較します。
  • 携帯性を重視するなら、小型で三脚重量約175gのエレコムP-STSR02BKが候補です。
  • 高さを優先するなら、三脚時に約1710mmまで伸びるP-STSRM01150BKを検討できます。
  • マグネット式は、MagSafeへの対応やメタルプレートの使用方法、ケースの材質・厚みの条件を照合します。
  • スマホとカメラを使い分けるならベルボンのMAXが候補ですが、カメラネジと推奨積載質量250gへの適合が必要です。
  • ベルボンのMAXは公式ページ内で対応幅が56~85mmと56~80mmに分かれるため、特に幅80mmを超えるスマホは購入前の確認が必要です。
  • Bluetooth搭載だけではリモコンの動作を保証できず、スマホやカメラアプリの対応条件も確認します。
  • P-STSR02BKの接続先名は「BTselfie E02」。操作時間や再接続の手順は、ほかの機種へそのまま当てはめません。
  • エレコムの紹介2製品は、重いスマホで安定しない場合に高さを低く調整する案内があります。
  • P-STSR02BKは国内使用が前提。持ち歩きでは短く収納し、移動時にはスマホを取り外します。
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この記事を書いた人

カメラ・双眼鏡・撮影用品の選び方を、使う場面から整理。手持ちの機材との相性や、保管の準備も一緒に確認していきます。

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